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みんなの森こども園 BLOG

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インフルエンザについて

だんだんと本格的に寒くなり、風邪を引く人を周囲で見かけるようになってきました。
本年度は厚生労働省の「保育所における感染症対策ガイドライン」の改訂がありましたが、特にこの時期、保護者の皆様が気になる「インフルエンザ」について、園の対応等をガイドライン改訂に沿って一部抜粋しお知らせさせていただきます。


①予防方法

インフルエンザの予防の基本はワクチンの接種です。インフルエンザワクチンを接種しても、インフルエンザウイルスの感染を防ぐことはできませんが、感染後の発症率と発症後の重症化率を下げることが期待できます。乳幼児ではインフルエンザワクチンの有効性は、成人よりも低いといわれているので、流行の前にはしっかりと2~4週間の間隔をあけて2回の接種を行うことが望まれます。免疫の獲得を考えると、できれば4週間あけた方が良いとされています。


②発症した場合の登園停止期間について

インフルエンザの登園停止期間について、今までは「解熱した後2日を経過するまで」からでしたが、本年度より、「発症した後5日を経過し、かつ解熱した後3日(幼児の場合)を経過するまで」と改訂されました。

★感染症にかかった場合の登園停止期間(日数)の考え方★
日数はその現象が見られた日は算定せず、その翌日を第1日とします。 「解熱した後3日を経過するまで」の場合、例えば、解熱を確認した日が月曜日であった場合には、その日は日数には数えず、火曜(1日)、水曜(2日)、木曜(3日)の3日間を休み、金曜日から登園許可ということになります。
インフルエンザを発症した園児は、発熱した日を0日目として発症から5日間が経過し、かつ解熱した日を0日目として解熱後3日間(幼児の場合)が経過するまでは登園ができません。


③「発症日から5日を経過」とされた理由

理由は、現在、インフルエンザと診断されると抗インフルエンザウイルス薬が処方されることが多く、感染力が消失していない時期でも解熱してしまい、解熱を基準にすると出席が早まり、感染が拡大することが懸念されたためです。
インフルエンザ患者からのウイルス排出は自然経過で7日間程度、抗インフルエンザウイルス薬の効果で解熱は1日程度早くなりますが、ウイルスは5日間程度分離されたという報告や、また、抗インフルエンザウイルス薬(オセルタミビル)を投与した4日目に、90%の患者が解熱していたにもかかわらず、50%以上の患者からウイルスが検出されたという報告7などがあることから、発症後5日まではウイルスの感染力が残っていると考えられます。
また、「幼児にあたっては、(解熱後)3日」とされた理由は、15歳以下、特に3歳以下ではウイルス残存率が高いという報告があり、幼若年齢層、特に3歳以下の場合、生まれて初めて罹患した可能性が高く、抗体を保有しない場合が多いため、ウイルス排泄期間が長くなる可能性が指摘されているからです。
また、解熱したということだけでは患者自身の体調・体力が十分に回復したとはいえず、特に乳幼児期においては、いったん解熱しても再度発熱する(二峰性発熱)こともあり、他の子どもへの感染の拡大防止に加え、子どもの健康を守るという観点から、従来より1日長い日数が設定されました。

集団で生活するこども達の健康、安全の確保の為に、内容の周知、ご理解をお願いいたします。

大在園舎 副園長 中川。
by mimorikodomo | 2012-12-17 11:36